Windows 10の機能更新プログラムは、WSUSでは.ESDファイルとして保存されている。このファイルは暗号化されているため、そのまま.WIMに変換することができず、もちろん.ISOにもできない。
WSUSの管理Webで.ESDファイルのパスを確認して、次のツール「ESD Decrypter」に食わせてISOイメージファイルに変換すると使いやすい。

https://s1.rg-adguard.net/dl/decrypt/decrypt-multi-release.7z

Update enables ESD decryption provision in WSUS in Windows Server 2012 and Windows Server 2012 R2

https://support.microsoft.com/en-us/help/3159706/update-enables-esd-decryption-provision-in-wsus-in-windows-server-2012

Windows 10の機能更新プログラムは、WSUS上ではESD形式で保存されている。2012/2012 R2上のWSUSではこれが正常に展開できない問題があって、修正する手順が上記KBで公開されている。

WSUSクライアントを設定する.REGファイル

  • WSUSクライアントIDを削除する
  • WSUSサーバーを使う
  • ダウンロードの前に止める(通知のみ)

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate]
“SusClientId”=-
“SusClientIdValidation”=-
“AccountDomainSid”=-
“PingID”=-

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate]
“WUServer”=”http://:8530/”
“WUStatusServer”=”http://:8530/”

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU]
“UseWUServer”=dword:00000001
“AutoInstallMinorUpdates”=dword:00000001
“IncludeRecommendedUpdates”=dword:00000001
“NoAutoUpdate”=dword:00000000
“AUOptions”=dword:00000002
“ScheduledInstallDay”=dword:00000000
“ScheduledInstallTime”=dword:00000003

スマホを買い換えたんで、データ移行について色々調べたことをメモしておきます。

  1. Android SDK Platform Toolsを入手して適当なフォルダーに展開する
  2. Android端末でUSBデバッグを有効化する
  3. Android端末をUSBケーブルでPCに接続してファイル転送モードにする
  4. エクスプローラーでAndroidの内部ストレージを開く
  5. 内部ストレージの\Android\dataフォルダーにある、サブフォルダー名を調べる
    • PC\<機種名>\内部共有ストレージ\Android\data
    • サブフォルダー名≒パッケージ名
      • ねこあつめ:jp.co.hit_point.nekoatsume
      • 旅かえる:jp.co.hit_point.tabikaeru
      • Free Adblocker Browser:com.hsv.freeadblockerbrowser
  6. PCでコマンドプロントを起動する
  7. 次のコマンドでAndroid端末の認識状態を確認する
    • C:\Work\platform-tools\adb.exe devices
    • OKの場合の表示
      • List of devices attached
      • QV704G7T1H device
    • NGの場合の表示
      • List of devices attached
      • QV704G7T1H unauthorized
  8. バックアップを実行する
    • 都度端末側でバックアップを許可する必要あり
      • C:\Work\platform-tools\adb.exe backup jp.co.hit_point.nekoatsume -f nekoatsume.bak
      • C:\Work\platform-tools\adb.exe backup jp.co.hit_point.tabikaeru -f tabikaeru.bak
      • C:\Work\platform-tools\adb.exe backup com.hsv.freeadblockerbrowser -f adblocker.bak
  9. 移行先端末で同様にUSB接続してリストアを実行する
    • 都度端末側で復元を許可する必要あり
      • C:\Work\platform-tools\adb.exe restore nekoatsume.bak
      • C:\Work\platform-tools\adb.exe restore tabikaeru.bak
      • C:\Work\platform-tools\adb.exe restore adblocker.bak

【参考】
adb backup [-f <バックアップファイル名>] [-apk | -noapk] [-obb | -noobb] [-shared | -noshared] [-all] [-system | -nosystem] [<パッケージ名>]

adb restore <バックアップファイル名>

その他
auメール等は、auデータお預かりアプリで移行する

皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

ついでで申し訳ございませんが、1か所だけ訂正させてください。
11章「Wbadmin start systemstatebackup」コマンドの、「-backuptarget:バックアップ先」スイッチの説明です。
Windows Server 2008 R2以降は、システム状態のバックアップ先に共有フォルダを指定可能です。

正:共有フォルダはサポートされない(2008のみ)。
誤:共有フォルダはサポートされない。

WSUSで時間のかかる処理、例えばサーバークリーンアップウィザードなどを実行すると、コンソールが突然「接続エラー」になってギブアップしてしまう現象があります。
「サーバーノードのリセット」「エラーをクリップボードにコピー」しか実行できず、とても不便です。
これは、データベースのクエリ実行タイムアウト値が、実際に処理にかかる時間よりはるかに短いことが原因です。
ということで、タイムアウトを無期限にしてしまえ!
実行にはSQL ServerのManagement Studioが必要で、この後WSUSサーバを再起動してください。

USE SUSDB ;
GO
EXEC sp_configure ‘remote query timeout’, 0 ;
GO
RECONFIGURE ;
GO

ほんと参った。

  • ランダムな原因によるランダムな再起動/ハング →10/14 落ち着いてきた
  • 複数ドライブ構成での、C以外のドライブが見えなくなる現象
  • C以外のドライブの読み書きが異常に遅くなる現象 →10/14 書き込みキャッシュをOFF→ONにし直したら改善されたかも
  • エクスプローラの表示設定初期化 →10/14 あきらめる
  • 電源オプションがパルプンテ状態(スリープ60分後、休止状態1分後なんて設定されてた)
  • バックアップ設定が半端に消えてたかも

おかげでVMwareの仮想マシンが止まる、壊れかける、超遅い。
ひょっとしてVMnet0がなくなったのもAnniversary Updateのせい?

皆様のご支援のおかげで、このたび改訂新版を出すことができました。
本当にありがとうございます。

[改訂新版] Windows コマンドプロンプト ポケットリファレンス

改訂新版の目玉は、なんと言っても

  • Windows 8、Windows 8.1、Windows 10への対応
  • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2への対応
  • Active Directory管理コマンドの大幅追加

と、非常に実用性が上がったのではなかと思います。
ADの少しだけ気の利いた条件検索などは、コマンドを使えば簡単にできますので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

ところで、早速で申し訳ございませんが、以下の通り誤りを修正させてください。

【P.153 Manage-bde -onの説明】

OSボリュームを保護するには、次のキー保護機能を利用できる。

  • 数字パスワード
  • 外部キーファイル
  • TPM、PIN、スタートアップキーの組み合わせ


OSボリュームを保護するには、次のキー保護機能を利用できる。

  • 数字パスワード
  • 外部キーファイル
  • スタートアップキー

【P.154 Manage-bde -onの説明(続き)】

PINによる保護を設定した場合は、(中略)4桁のPINを入力する。


数字パスワードによる保護を設定した場合は、(中略)48桁の数字パスワードを入力する。

それでは、皆様によりよいコマンドライフが訪れますように。